ここ最近、かなりのんびり生きている。
それなりに年齢を重ねて、こんな風に生きてるなんて、あの頃の私には想像できなかったな。
夢を追いかけて精一杯生きてたけど、俗に言うなら努力が足りず、根性がなかったということになるらしい。確かにそうかもしれないけど、そんな言葉で片付けられるほど、適当な何かではなかったし、なんなら、追いかけることをやめたからこそ、それがどれだけ尊く、私自身にとって大切なことなのかを知ることができた。
そして、それを知るのはもちろんこの世界で私だけ。それで良くて、それがいい。
自分の身も心もガッチガチに装備して、誰かや何かをいれる隙を一切与えず生きてたあの頃、その甲斐あって自分の世界は守れていたようで、学生の頃から思い立った時に書いている日記のようなノートを見返すと、日々の小さなことに喜びを感じ、それをたくさん書き残している。窮屈に生きる日々の中で幸せを見落とさないで生きてくれてて良かったと思う。
今のほうが遥かにストレスがなく自由にいきれているとは思けど、あの頃の方が小さな幸せに貪欲だったな、とも気づかされる。
それでも、いつ何時も今が一番幸せだと思う。それは何があっても、何が起きてても。
これは昔から私の中にあるスタンスでずっと変わらない。
忙しくてやることだらけの時だけじゃなくて、意外とのんびりと過ごせていても、なんとなく流れて一日が終わってしまうことがある。
そんな日もあって自然なのだけど、もう少し本当の自分がその時その時に感じる気持ちや望むものに耳を傾けて叶えてあげたいなと思った。
自分自身のわがままを聴いてあげるとなると、なかなか忙しい。そして面倒くさいことも多い。だけど、そこをなんとかやってあげると私は上機嫌になるのだから。
どんなことも外ではなくて内にある、だよね。
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